『Mr.デリバティブの成り行き相場ざんまい メールマガジン』バックナンバー

2012年04月08日号:「ジャブジャブ相場に黄色信号が灯った?」
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  【 Mr.デリバティブの成り行き相場ざんまい メールマガジン 】

  フェアラインパートナーズ株式会社 関東財務局長(金商)第2587号

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 ■■ ~ ジャブジャブ相場に黄色信号が灯った? ~ ■■

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こんにちは。
お花見日和の気持いい春の日曜日ですが、みなさんいかがお過ごしでし
ょうか。

先週末金曜日のイブニングセッションでは、日経平均株価もついに9500
円水準まで下げてきました。
相場の格言で、
「二日新甫は荒れる」と言われますが、4/2に新年度入りした日経平均も、
4/4後場から急落、その後は一度も10000円をタッチすることなく、500円
の下落です。
3/27高値10255円からすると5%下落で9742円。イブニングでの225先物の
安値が9510円ですから、まだ7%程度の調整です。

実は12月、1月のSQ値が2つ並んで8470円ですから、10255円までの上昇幅
が1785円。
上げ幅の黄金分割0.382だけ押すと仮定すると、681円の押し目で9574円。
大雑把に見て9574円を下回らずに反発すると、綺麗な形のチャートにな
るのですが、225先物はここを下回ってしまいました。
相場は行き過ぎるってのが常ですから、飲み過ぎ食べ過ぎに加えて下げ
過ぎにも注意するに越したことはないでしょう。
また上がり出したら買っても十分に間に合う。焦らないことです。

実は、この黄金分割の数字を使ったチャート分析は、昔から良く使われ
ており、実際に私も先物のティックデータを使った分析で偶然にもこの
黄金分割の数字を使ったパラメータが良い成績で出てきて、実際の運用
で使っておりました。このシステムはまだどこにも公開しておらず、先
物売買の自己資金の運用のシグナルとして使っております。
これ実に良く当たるんですよね。

同じく相場の格言で、「上げ100日、下げ3日」と言われるように、1/6の
安値8349円が、今のところ今年の安値であり、1/6は著名ストラテジスト
が日経新聞で8000円割ると載った日であり、1/6火曜日は、著名投資情報
部長さんが、間もなく8000円割れるから、個人投資家は下落に備えて持
株のつなぎ売りをせよ、8500円で225miniでヘッジ売りをせよと、ラジオ
で語った日であります。昨年末は特に火曜日の相場が弱いことが多く、
そういう時にマスコミに出れば、弱気を言うのが最も当たりそうなコメ
ントってのはわかりますよね。

恐らく、来週あたりは、「私はかねてから下がると言い続けてきた通り。
。。」と語るのではないか、と推測していますが、時間軸を設定しない
予想に当たりがあるバズもないわけです。
バブル崩壊を予想的中したと言われる方でも、日経平均27,000円で日本
株はおかしい下がる下がると言い続け、その後1年以上外しっぱなしで
40,000円近くまで上昇して後に、バブル崩壊で下がったって、それって
的中なの?と思うのですがどうなんでしょう。
しかし、あの時は誰もがバブルに熱狂していたので弱気は少数派できっ
と目立ったのでしょうね。

無料で聞ける情報に何の価値もないことはわかっているとは言え、実際
に相場を張っていない連中の株価予想など、あまりにひどいものだとつ
くづく思いますでしょ。それを酒の肴に飲むのも投資家仲間の集いでは
楽しいものです。
そういう我々、日々の短期売買をしている連中は、予想など一日先には
ガラっと変わるわけで、人のことは言えないぜってことは十分に承知の
上で、決して著名な先生方を非難するわけでもありませんし、自分の予
想の方が少しましだ程度に思っているだけなのでお許し願います。
これからも独特であり、かつ市場の雰囲気に流されがちな予想はある意
味逆指標として、参考にさせて欲しいと願う次第です。

さて、今回は私の営業マン時代のビンタ事件について語ろうかと思って
いたのですが、この相場の急落を受けて、旬な話題について語った方が
面白いのではないかと思いました。
巷ではAIJ問題が大騒ぎになっていますが、加えて国民の生活が第一なん
て言ってる政党が、消費税を上げるとか上げないとか、これも大きな問
題になってきています。
仲間内の飲み会では、AIJ投資顧問の話題で
「2000億のカネを相場で負けるって、どうやれば溶かせるのか?」
「いずれ40億で全部損を取り返すつもりって、どうやんのよ?」
などと話してます。
儲けてもいないのに7%で回してた。信託報酬もらったり、成功報酬もも
らってたんでしょう。それで社長の年収は7000万円も何年ももらってて、
税金が高くて資産は2000万円しかない?騙す気はなかったですなんて、
いくら元証券マンでもなかなか言えないセリフですよね。
これから明らかになる事件の真相に、我々元証券マンも注目していおり
ます。

国民の4割が年金を払っていないなどと言われる時代に、今の年金制度
が破綻していることは誰もがわかっているわけで、私自身きっと自分ら
は年金はもらえないだろうと考えています。
これから年金もらうまでに、どうやって生きていこうか、どうやって資
産を増やしていこうかというのは、誰もが頭の痛い問題でしょう。
私が以前所属していた会社では、35歳の時に慌てて頭金なしで5000万円
近くするマンションを35年ローンで買った社員がいました。
彼は、「今じゃないと35年ローンが組めないから買っちゃった」と言っ
ていたのですが、今や会社もなくなり、何をしてるかわかりません。
「ローンで買った家は資産じゃない、負債なんだ」ってのは、買った友
人の誰もが言う言葉であります。

日本の社会だと、転職は35歳までしかできないってのが、現実であり特
に中小の証券会社などは店舗を開いているだけで赤字になるようなそん
な状況ですから、証券マンは辞めたら最後、再就職は非常に難しいと言
えます。私の経験からしても、日本の会社であれば年収1000万もらって
ても他社に再就職すると、前の半分500万~600万もらえれば良しって感
じだと思います。
そこからまた新しい会社で1000万の年収もらうまでに上り詰めていくに
は、実績を残す必要もありますし、古くからいる連中との役職の兼ね合
いもありますし、簡単には上がっていけませんし、また年月も必要にな
ります。

証券会社には、恥も外聞もなく上司にヨイショするだけで渡り歩く、し
がみつき人間や、いわゆる太鼓持ち、ゴマすりくそ野郎を沢山見てきま
した。逆に、擦り寄ってくるそういうのが大好きな上司もいるのが実情
です。夜の酒の席でのコミュニケーションが大好き、飲めない奴は問題
外なんてのもある話です。見ていて恥ずかしい程の滅私、歯の浮くよう
なセリフをサラリと言ってのける能力を、あいにく自分は持ちあわせて
いませんでしたので、できませんでし、できる人はすごいなと思ってい
ました。
ヨイショが好きな人からすると、私のような独立自尊、人は人、自分は
自分、やることやってりゃ文句ないだろう、という態度は村社会の日本
株式会社では実に生意気に見えたでしょう。まともな上司に恵まれるか
どうかは、実に運次第と言えそうです。

まして、自分で会社に収益をもたらすノウハウや実力のある人などほん
の一握りです。これまでそこの会社中でしか通用しない、部長できます、
課長できます、企画できます、事務できます、なんて人は、派遣社員や
アウトソーシングにこれからはとって代わられます。
会社が潰れればガラガラポンで、また一からの丁稚奉公のスタートで、
これまでの上司も部下も関係ありません、本当の能力の勝負になるわけ
で、10年経って再会したら、或いはお墓に入る時になって初めて誰がど
うなったのか改めて知りたいものです。

私の友人のディーラーなども、気のきいた奴なら大体1億位の資産は軽く
持っています。彼らは5%でもいい、6%でもいい何か良い資産運用があ
ったら教えてくれよと言います。でも教えません。
そのうち何か一緒に商売しようか、なんて話になれば相談にも乗ります
が、今はまだ彼らも余裕があるんですからね。
それだけ金があればディーラーじゃなくて、自分で資産運用すればいい
じゃないか?と誰もが思うでしょう。でも会社が続く限り彼らは辞めな
いのです。なぜだと思います?
それは、自分の資金を運用するのと、会社の資金を運用するのは全然違
うからです。ディーラーやトレーダーなどは、会社の大きな資金を借り
て運用しています。大きな資金があるから利益が出せるのです。1億の
カネを信用取引で使っても、一日3倍の3億の信用取引枠を使いきってし
まえばそれで終わりです。先物と違って一日に何度でも売買はできない
のです。

彼らは一日に10億円以上とかバタバタ売買します。同値で抜けてもタダ
同然で逃げられますが、個人投資家になれば手数料が問題になりますか
ら、そうそう頻繁に売買はできません。投資のスタイルを変えなきゃな
らなくなります。また株式の売買は相場の状況に左右されます。活況の
値動きのある時であれば、いくらでも稼げますが、活況の期間は実に短
い。そうなると、今のポジションにいて、利益の6割を会社に取られて
も、会社に所属していた方が良いのです。
日本の社会、仕事もせずに昼から家に入れば、「あそこの旦那さん、な
にしてるのかね。。。」なんて話にすぐなります。
だったら、最低限の保障給でも毎日会社に行って仕事をしている方が安
心ですし、クレジットカードも作れるのですから。無職ではクレジット
カードも簡単には作れないことは、専業トレーダーが良くいうことです。
職のあるうちにカードは作っておけって。

大きな外資系証券にいて、ものすごく稼いだなんてトレーダーがいても、
その人が個人投資家になって、稼げるかというとまたそれも疑問です。
大きな資本力をバックに稼げていただけで、個人投資家と同じ土俵に立
って同じ条件で売買したら、相場だけ張って食っていける人はほとんど
いないのが現実でしょう。

話が横道にそれましたので、元に戻したいと思います。
世界の株式市場ですけど、今の感じからすると金余りのジャブジャブ相
場で、いい加減いいところまで戻したかなぁ、って気がしてます。
少なくともここから大きく上昇することはないだろうな、と思います。
日銀が円をバンバン刷って、市場に大量に流し込み、円の価値を下げて
円安にすれば、株も一時的に上がるかも知れません。
そうなれば、新しい材料が出てきたわけですから、予想も変わります。
またミス渡辺の出番で円キャリートレードの再開となり、FX取引の世界
がまた大活況になるかも知れません。

先日野田総理と、日銀総裁との会談があったそうですが、恐らく大量に
発行する赤字国債を日銀で買い上げてくれという、相談でもしたのでは
ないでしょうか。独立性を保ちたい日銀に対してのプレッシャーと見る
べきでしょう。そこまで借金まみれの国の財政はにっちもさっちも行か
なくなっている証拠と言えます。
これは実は、国ぐるみで山一証券がやった飛ばしをやるのと同じです。
景気が回復してない中で、損をどこに付け替えるかです。財源が足りな
いから消費税を上げたい、赤字国債を出すことは決めたけど、賛成が得
られない、ひとまず日銀に損を抱えさせてもらえないかって相談と同じ
ことです。

欧州経済はギリシャ問題を見るまでもなく、立て直しの真っ最中です。
景気が良いわけではなく、これからどんどん借金を返していかなきゃな
らないわけです。FRBの微妙な金融政策よってなんとか世界の株式市場
は平穏さを保っていますが、これから世界的にも財政を健全化させて行
かなきゃならない時であり、偽りのジャブジャブ金余り相場で上げたバ
ブルの株式市場も、いいところまで既に来ちゃってる、ここから壮大な
相場を期待するのは酷じゃないの、って皆が気づくのがいつになるかっ
てことだと思います。

ここまで円安を背景に世界的に日本株のパフォーマンスがいいですけど、
実際に日本経済大丈夫なの?って思っているのは一般市民だけじゃなく
て、外国人投資家もわかっているのではないでしょうか。
取りあえず株価上昇は、証券業界にいる者としては大賛成ですが、運用
する立場からすると4/4の突然の株価急落を見るまでもなく、常に半身に
構えてドカンと食らうのを注意しなきゃいけないなと思った次第です。

「上げ100日、下げ3日」はNYダウにも言えることで、13000ドルをもし明
確に切ってきたら、ちょっと怖いな、買持ちはできないな、と思ってい
ますけど、どうなりますか。

上げ相場でも、下げ相場でも、ダイナミックに動いてくれれば先物で売
買できます。ヨコヨコの出来高のない持ち合い相場が続くと、トレーダ
ーはオマンマの食い上げですけど、一旦騰落レシオで70台まで下げる時
がいずれは来るでしょう。
「株価は古巣に戻る」って言葉がありますが、政局も混沌としてきまし
たし、北朝鮮のミサイルが飛ぶであろう来週は、急落に注意が必要な一
週間となりそうです。

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