『Mr.デリバティブの成り行き相場ざんまい メールマガジン』バックナンバー

2012年02月01日号:「何となく証券会社に入っちまった」
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  【 Mr.デリバティブの成り行き相場ざんまい メールマガジン 】

  フェアラインパートナーズ株式会社 関東財務局長(金商)第2587号

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     ■■ ~ 何となく証券会社に入っちまった ~ ■■

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昔、「何となくクリスタル」なんて小説が流行りましたが、私の場合には、
「何となく証券会社」を選んじゃったってのがホントのところです。
大学時代の夏休みのバイトで、当時外資系のUBSに勤務していたゼミの先輩
の紹介で、UBS信託銀行でメールマンをやる経験をしたことがあり、金融業
界に憧れていた部分もありますけど。
今で言うと外資系証券は何だか高度ですごいことをやっているみたいなイメ
ージがありますが、当時は外資系というと、何だかヤクザな世界みたいな感
じで、日本人では変わり者が行く企業というような感じでした。
バイトの仕事というのは、各セクションのそれぞれのデスクに届く封書のメ
ールや、新聞、英語のウォールストリートジャーナルやら、ヘラルドトリビ
ューンは誰のデスクに届けるだとか、機密書類のシュレッダーをかける仕事
などでした。たまに日本人の社員の方に飲みにつれて行ってもらって、業界
の仕事やプライベート色んな話を聞き楽しかったです。
仕事のイメージ的には、ドラマ「特命係長只野仁」の永井君のようなメール
マンで総務所属という感じでしたね。
外人さんでも態度のでかい奴、優しい奴、怖い奴、人種も色々いて、なかな
か興味深かった。「グッドモーニング」(汗)なんて言いながら封書や新聞
をデスクに届けるわけです。
彼らは靴を履いたまま自分のデスクの上にバーンを両足を乗せて、イスに深
々と寄りかかっている、そんな連中でしたね。日本企業じゃ考えられないで
すけど。
日本人アナリストなどのつらい話とか聞かされたね。企業訪問で挨拶にいく
と、有名じゃない会社のアナリストは相手にもされず、ゴミ箱に入っている
紙くずを持っていけよ、とか言われるとかあるそうです。
今思えば、あの当時から彼らはバスケット取引をしていて、帳票が「ガガー
ッ、ガガーッ」と一日中印刷で出てきて、それは秘密書類であり、それをシ
ュレッダーにかけるのが私の仕事で実に大変でした。
どこどこの銀行にこの株券を届けてくれ、なんて言われて何億分の株券を、
単なるバイトの私はチャリに乗って方々に届けたものです。
ある時、日銀に株券を届けてくれと言われて日銀に入る機会に恵まれました。
でかい城みたいなビルだなぁ、なんて思いながら中に入りましたが、その時
思ったのは、日銀の女性は女優の仲間由記恵みたいな髪の綺麗なスラッとし
たお姉さんばかりだったなぁという記憶しかないです。
今はどうだか知らないけど、いいとこのお嬢さんばかりなんだろうなぁとそ
の時思った次第です。
外資系では、たまにみんなで集まってソフトボールをしたり、何かと楽しか
ったですね。普段仕事をしてる時には見えない姿が見えて、親交を深めるに
はとても良かった。
日本人スタッフに言わせると、とにかく外資系のお偉いさんはワガママで傲
慢でガメツイんだそうです。バイトの私としては、社会人になる前から、内
幸町の富国生命ビルあたりのオフィスで働くカッコいいビジネスマン、OLの
実態に触れることができ、なんとなく自分もそういうビジネスマンになるの
だと当時は漠然と思ってました。
2か月位のバイトが終わり、さて自分もそろそろ就職を決めなきゃならんな
ということになり、同級生の仲間とランチしながら相談もしました。
当時は4年生になってからの就職活動だったし、大量採用の時代だったから
学生の売り手市場でした。
とはいえ、ほとんど大学にも行かず成績はどん底の状態であったから、当時
人気のあった銀行などは、はなっから相手にしてもらえんですし、どんな会
社に入ってどんな仕事がしたいという希望も特になく、大学生活というモラ
トリアムの終了とともに、普通にサラリーマンになるというレールに乗るの
が当時のパターンでした。私の場合、あるゼネコンにコネで入ろうとしたら、
この成績ではいくらなんでも厳しい、と断られた記憶があります。当時の私
のゼミの同級生は、オリックスに入ったりしてました。
当時、何それ?という感じだったのですが、今となってみれば先見の明があ
ったと思います。もう一人はブリヂストン。何が良くてタイヤ屋なんだよ、
と当時は思ったのですが、今思えばこれも先見の明のある行動でしたね。
いずれも一流の大きな会社ですが、今ごろ彼らはどうしているのだろうか、
久しぶりに会ってみたいものです。
まぁ、一番アホなのが、大学で遊び呆けて証券会社しか入ることのない連中
で、類は友を呼ぶというが、私の仲間うちでは3人が証券に入りました。
偶然にも大手のN証券となった。私は最初はY証券から内定をもらっていたの
ですが、他の二人がたまたま「皆で同じ会社にしようぜ」ということになり、
たまたまN証券にしたまでです。
最大手のN証券という選択肢もあったのですが、万一内定を断った場合に、
リクルーターに熱いコーヒーを顔にぶっかけられるという、バイオレンスな
ブラック企業という噂が当時は流れており、周りは誰も受けませんでした。
リクルーターの外見というかイメージが一番しっくりきたのがたまたまN証
券だったわけで、当時の大手証券はどこも500人を超える大量採用をしてい
る状況で、さらに女子の総合職を採用し始めるということをしていました。
あの当時の女子の総合職がどうなったか、全員消え去った模様ですけどね。
採用する側でも、入社して半年足らずの社会人経験もないような社員に、
大学の後輩を青田刈りさせるわけで、そんな若手に大して、学生が会社の仕
事のことを聞いても現実はわかるはずはないのですが、「これから日経平均
は10万円に行く、仕事はきついがボーナスは札束が立つくらい出るからいい
ぞ」などと先輩風ふかされて、やっぱり給料の良いとこがいいわなぁ~なん
て、甘く考えていました。
その時は一年で新入社員の半分が辞める、きつい仕事の会社なのだとは、誰
も教えてはくれないわけで、みんな楽観的というか、自分はそうはならない
などとタカをくくっていたものですけど、採用する証券会社としては、あら
かじめ辞めるのを見越しての大量採用だったのであります。
で、秋になると拘束旅行という名の内定者確保の旅行に連れて行かれまして、
まぁ贅沢な旅行で、夜遅くまで飲めや歌えやのすごい旅行で、これまでの人
生でただの一度きりだが、ビールかけを経験させてもらったのも内定旅行で
した。
宴会場の壇上で、カラオケが終わった後で、調子に乗った一人がビールのぶ
っかけを始めて、全員でかけあう大騒ぎに発展したのです。
プロ野球の優勝でも下にビニールシートを敷くのに、何もない演台はもうビ
ールでびしょびしょに。何をやっても金さえ払えばいいだろうという、そん
な無茶苦茶な宴会旅行でした。
あーなんて贅沢な思いをさせてくれる良い会社なんだと、当時は思ったので
すが、バブルのピークの前で、証券会社が経常利益で何千億も儲かるような
時代だったわけですから、今思えばどうってことないですよね。
内定旅行も終わって、年が明け、あとは無事卒業するだけとなったのですが、
残された最大の関門は卒論の提出でした。
恐ろしいことですが、私は実にのんびり屋でして、仕事に取り掛かるまでの
モチベーションを高めるまでに時間のかかるタイプです。正月明けが提出期
限だったのですが、明日やればいい明日やればいいで年が明けるまで何もし
てなかったのです。そして3日間で腱鞘炎になる位の勢いで卒論を書きあげ
ました。
書き終えたのは締め切りの日のお昼で、全く読み返す暇もなかったのですが、
卒論はなぜかA評価でした。当時のゼミの先生に感謝するしかないが、おそ
らく彼は読んでもいなかったと思われます。友達に卒論のタイトルは?なん
て聞かれることがあるのですが、どうしても思い出せません。
お恥ずかしい話です。こんな感じで何をやるにも集中方式、土壇場でしのぎ
切る・・・みたいなそんな生活は実は学生時代からのものなのです。
卒論を提出し終えると、学生生活最後のハワイ卒業旅行。仲間4人で楽しい
旅行となりました。その後は大学の謝恩会を品川プリンスで終えて、さぁ社
会人だねということになったのですが、その後とんでもない業界に入ってし
まったことを、思い知るわけです。
社会人としての冒険はこれから続いていきます。
証券会社に入って何が良かったと言われれば、証券会社の売る商品に騙され
ることがなくなるってことでしょうか。
このあたりの真実は徐々に皆さんに紹介していきますね。
金を儲けるにはどうすればいいか、成功した投資家の真似をすれば良いと思
いますし、私もそうしようと思います。
それでは次回にも期待して下さい。



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