『Mr.デリバティブの成り行き相場ざんまい メールマガジン』バックナンバー

2012年08月12日号:「相場を張って食えない時代がやって来たのか?その1」
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  【 Mr.デリバティブの成り行き相場ざんまい メールマガジン 】

  フェアラインパートナーズ株式会社 関東財務局長(金商)第2587号

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 ■■ ~ 相場を張って食えない時代がやって来たのか?その1 ~ ■■

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投資家の皆さん、お久しぶりです。
この数カ月、じつに稼げない相場で続いていますが、いかがお過ごしでしょ
うか。ずいぶんとメルマガを書くのをサボってしまっていましたが、実はこ
の数カ月は結構大変なことも多くあったのです。

まず相場の方ですが、6月あの最終営業日の上げ、あれでリズムを崩しました。
うちの会社は月間で値洗いして成績を出していますので、月末に派手に相場
に動かれるとエライ目に遭います。あの月も月利7%近く回っており「今月も
余裕だな」だったのですが、材料の出るはずのない時間帯に欧州の話が出て
(中身はどうでもいいのでもう忘れました)相場が急騰。売っていたコール
が跳ね上がって、利益を吐き出すどころかマイナス転落と、大変痛い目にあ
いました。当時、売買の指示を送ったお客さんからは、あとで「ん、コール
を60円で買戻し?堀川さん、次の限月と間違えてるんじゃないの」と思った
と言われました。

ああいった材料が出て相場が垂直に突然ぶち上がった場合に、特にデリバテ
ィブ取引は判断が難しくなります。内容を考えている間に、ポジションはど
んどん評価損が増えていきますから。まずは一度ポジションをロスカットし
なきゃいけない。また、うちの投資顧問は助言運用なので、売買の指示は出
しても実際にお客さんがついてこれなきゃ意味が無い。また、メールで指示
を送っているので、文字を書き込んでいる間にも相場は動きますから、急騰
急落には慌てさせられます。

前場の段階で、売っているコールオプションが22-23円の時に、動きが怪しい
な、一回買戻ししようか…と迷ったのを記憶していますが、今日は月末だ、
見送ろうとしたことを反省しきりであります。その後70円までコールはぶち
上がったわけで、一瞬の判断がのちの損益を大きく左右するレバレッジ取引
=証拠金取引の難しさを再確認しました。昨年3月の震災の時もそうでしたけ
ど、お客さんの何億円もの資金を預かり(助言ですので実際に資金はお預か
りしていませんよ)、信じてついてきてくれるわけですから、ディーラーと
してバンバンポジションを瞬時に動かせるのと違います。助言運用の成績を、
すなわちディーラーとして自分一人でやってる場合の実力と、同じに見ても
らっては困ります。実際は発注に5分以上かかるような不利な立場で運用して
るのと同じなのです。

ちなみに弊社の運用成績は、お客さんに売買指示を出した場合は、一番不利
な値段で約定した方を想定して算出しています。運用で勝ったり負けたりす
るのは、これは普通のことで全勝は理想ですがありえません。運用する側か
らすれば、悪い運用成績は隠したい、少しでも見栄えを良くしたいというの
が本音です。損を出したら恥ずかしいですし、格好悪いですもんね。
ですから、実際にお客さんが約定できていないような時、(例えば225先物が
ある値段で約定がたった1枚しかないような場合)でもこれで全員が約定した、
なんてことにしたりする会社もあるようです。

6月末の急騰で、弊社は「60円で10枚の買戻しロスカット」、という売買指示
を出しましたが、その間に相場は乱高下して、発注までの時間差もあります
ので、ほとんどのお客さんは40円付近で実際は買い戻しロスカットしている
はずです。そういう場合でも、約定は60円でという成績の算出をしています。
最終成績が20万とかずれてくると、公表する時にはもったいないなぁと思う
ことはあります。しかし、損を一時的に出しても、また取り返せばいいと思
うところもありますし、負けて格好悪いとか、他人がどう言おうが気にせず、
正直にやることが一番だと思っています。実際に弊社のお客さんが、私が正
直にやってることをわかってくれていれば、それでいいのです。

今の先物オプションの世界で、月間5%程度回そうと思ったら、資金的には数
億円が限度でしょう。AIJ投資顧問の出してた運用成績のように2000億を6%、
7%で回すってのことは、絶対に出来やしないと本物のプロならわかるはずで
す。それがコロリと騙されちゃうってのは、資金を管理する側には相場を知っ
てるプロがいないということです。まして株式市場の株のことはわかるが、
デリバティブはさっぱり知識がないって業界人、ニュースキャスターや、毎日
マスコミに出る方などほとんどです。相場もろくにみてもいないのに、コメン
トを求められる側も、こりゃ大変です。先物オプションだと、よっぽどうちの
お客さんの個人投資家の方が知識をお持ちと思います。

続きまして、7月末の急騰にも参りましたね。昨日、友人の現役オプションデ
ィーラーから、電話がかかってきました。「どうですか、調子は。この相場大
変ですね」と。仲間から電話がかかってくるという時は、たいてい相場に迷っ
てる時、苦労してる時、調子の悪い時です。別の友人のオプションディーラー
も5月から大変苦労しています。そりゃそうでしょうね、7月最終の一週間から
8月SQまでの3週間で、8320円から9000円まで700円も一気に上げちゃうのです
から。
それも特に明らかな材料もなく、口先介入だけで。予想屋はいいですよ、実際
に相場は張ってませんからナンボ相場予想を外しても、首にはなりません。
たいてい本人は、いつも的確に当ててるつもりみたいですけど。

業界関係者にデリバティブ知識のない人が多いという話はしましたが、今は株
の現物ディーラーを辞めて、オプションディーラーをやるところが出てきてい
るそうです。そういう、いわゆる株屋あがりのオプションディーラーがどうい
うやり方をしているかと聞くと、これが驚きで1円オプションを大量に売るって
スタイルを取っている奴もいるというのです。
そして、それが今のディーリング部門の稼ぎ頭なんだと。

彼らはスパン証拠金でやってるわけではなく、枚数の制限も個人投資家と比べ
ると多いですから、1円で何千枚もオプションを売るそうです。友人のオプシ
ョンディーラーが言うには、「この1円ヤリになる瞬間に、ズバッと売るのが
テクニックなんだよ」と、ドヤ顔で説教されると、「こいつ一回殺したろか」
といつも思うそうです(笑)
契約ディーラーなんてものは、いつ首になるやも知れませんから、友達関係も
希薄でつきあいもないものです。同じフロアにいながら、あまり話もしないこ
とが多いのです。

でドヤ顔の彼は、1円ヤリの状態では、安心していつも場中居眠りをしている
そうですが、相場が動いて自分の売ってるオプションが1円買いになり2円つく
度に、「チッ、チッ」と舌打ちするそうです。そしてそれが、2円カイ、3円カ
イ、なんかなってくると、息も「ハァ、ハァ、フゥー、フゥー(汗)」となっ
てくるそうで、友人は横で「この野郎、死んでまぇ、死んでまぇ…」と念力を
送っているそうですが、まだ死ぬ相場は来ていないそうです。
ディーリング部門を管理する側に、デリバティブの知識がないと、こういうこ
とを一部の契約ディーラーがやれるのです。儲けてるうちは自分の給料に、ま
さかの大ショック相場で会社が飛べば、損を押し付けてオサラバです。これも
いい商売です。万一の震災のような相場が来た場合に会社が一発で飛ぶってこ
とは、私のメルマガを読むようなお客さんは、おわかりでしょう。

震災前に、とある会社がオプション取引の最低手数料を210円と、業界の横並
びにせずに、1円オプション売りの売買手数料を0.何%とし、日本全国の1円ゴ
ミオプションの売り手を一同に集めてやっていました。私の著書、日経225オ
プション取引入門(同友館)でも書きましたが、1円オプション売りが会社や、
その従業員の生活まで脅かす、と警鐘を鳴らしてきましたが、残念ながらその
通りになってしまいましたよね。35歳過ぎての再就職は大変困難な日本であり
ます。数年前、「どうしてうちはオプション取引の最低手数料を210円にしな
いんですか?」と、私はかつてある役員に聞いたことがありました。
が、「これがうちの売りだから」と相手にされなかったこと、今でもしみじみ
と覚えています。

さて最後に、今回は投資セミナーのご案内をさせて頂きます。

2012年9月2日(日)14:00~16:00 (受付開始13:30)
東京都中央区銀座2-10-18 東京都中小企業会館 9階講堂
参加方法 ※条件あり(下記参照)

1.売買を始める前に
・225先物取引口座 ネット証券との付き合い方
・225先物取引の仕組みとルールの再確認
・証拠金をどの程度用意し、何枚で売買すべきか
・PC、モバイル、発注モニターについて

2.準備編
・海外マーケットの動向を把握する 株式&為替
・225先物想定レンジを設定する
・利食い、損切り、オーバーナイト取引について
・マーケットに入るタイミング

3.知識編
・知っておくべき過去の値動き
・上昇相場と下落相場の対処法
・過去の大変動相場を振り返る
・実際に大成功した投資家の話

4.実践編
・トレンドフォロー戦略
・逆張り戦略
・スキャルピング売買について
・ナンピン、乗せの戦略
・逆指値、引け成り、IFD注文、マイ板の活用

5.心理面
・自分の目標の設定
・利食い
・ロスカット
・ドテン売買
・調子の悪い時の対処法

この投資セミナーの参加条件はたった一つだけです。

◆明治物産(株)のHPを通じて、SBI証券に新規の口座開設をして頂くこと

明治物産(株)さんは、元々が創業60年の商品先物会社の老舗で、
業界の名門と言われる有名な会社です。金融商品取引業者として、
これまでも運用業務や仲介業務も行なってきた、金融庁の登録を受けている
信頼出来る会社であります。
この度、SBI証券とも金融商品仲介業務を開始し、キャンペーンを行います。

口座開設のお申込はこちら
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セミナーの詳細、参加のお申込はこちら
http://www.meijibussan.co.jp/service/ifa/seminar/sm_20120902.html?id=120801

先物オプション取引を行う投資家であれば、通常業界最大手のSBI証券の口座
は家族口座を含めてですが、開設しておくのがスタンダードであると考えて
います。弊社フェアラインパートナーズ(株)のお客様もほぼ全員がSBI証券
を主力証券会社として現在使っています。
既にSBI証券で口座をお持ちの方は参加できません。
今回は、新規の口座開設が参加条件になっております。
セミナー会場でお会いできれば幸いです。
どうぞ宜しくお願いします。


次回のメルマガは、続けて出したいと思いますが、
相場を張って食えない時代がやって来たのか?
その2の話へ続けたいと思います。

 堀川秀樹



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     堀川秀樹 責任監修
     日経225先物・売買シグナル配信ソフト「THE TRINITY」
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    メールマガジンのバックナンバーもご覧いただけます。
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